デリーのカシミールカレーを自宅で
そのレトルトカレーには具が入っていない。
創業1956年、インド・パキスタン料理専門店のデリーはカレーの名店である。
以前の記事でセブンイレブンで発売されたカシミールカレーを紹介しているので、そちらもご覧いただきたい。
【セブンイレブン】デリーのカシミールカレーが再登場!
https://riyou-oku.site/2024/03/17/kashmir-curry/


今回は期間限定ではなく、通年で購入できるカシミールカレーのレトルトタイプを紹介したい。
デリーオンラインショップでは税込み880円(2024年4月21日時点)となっている。
カシミールカレー 350g | デリーオンラインショップ (delhi.co.jp)
カシミールカレーは、デリーのカレーラインナップの中でも特別刺激的であり、辛味だけでなくスパイスの奥深さも堪能することができる看板商品だ。
筆者は上野店をよく利用するが、基本は並び覚悟である。店内からスパイスの香りが漂う中の並びも悪くないのだが、このレトルトでの再現度を目の当たりにすると気持ちが揺らぐ。
「あれ?並ばなくても良いんじゃね?」これが正直な感想だ。
さらに言えば、店舗では結局ビールやタンドリーチキンを注文してしまい、カレーに集中できているか?というと分からない。
正しくは「カレーソース」
冒頭より、「レトルト」という表現をしているが、デリーではこれを「カレーソース」と呼んでいる。
「レストランの味をご家庭で」を掲げ、最優先事項としているそうだ。それ故に具材を入れるということはソースの味にも違いが出てしまうのだ。ソースと具材は別で調理するもの、と考えられている。


ということで、このカレーソースには何も入っていない。
鶏肉やじゃがいもが定番とされており、別で火を通したものを合わせる。

実際に調理
今回はシンプルに鶏肉のみを具材として仕上げたいと思う。
鶏もも肉(150g)をフライパンで焼いたものがこちら。

あとはカレーソースを温めるだけだ。
沸騰するまで温めて完成。煮立たせるとスパイスの香りが飛んでしまうので注意。

出来上がりまで10分ほど
今回はご飯とカレーをセパレートしてセット。きわめてシンプルだ。

1パックで2人前という表記であるが、この辛さをシェアできる人が身近にいないので1人で食べる。いや、いたとしても1人で食べるだろう。
サラサラとしたスープは一口目は辛さがガツンとくる。少ししたのちにスパイスの香りが追いかけてくる。これだ。これがカシミールカレー。


初めはご飯をスープカレースタイルで浸しながら食べるが、最終的にはいつもご飯投入スタイルになってしまう。

ご飯との相性
カシミールカレーはとにかくご飯との相性が抜群だ。「カレーなんだから当たり前では?」と思われるかもしれないが、中毒性が極めて高い。ナンでは無く、ご飯なのだ。とにかくご飯が止まらない。辛さで感覚が鈍っているからではない。このソースが魔性なのだ。
レトルトと店舗
一般的に人気店のレトルトカレーは美味しい。しかし店舗と比較してどちらを選ぶかというと、まず店舗に軍配が上がる。有名曲のカバーが原曲を越えられないのと同じで、店舗こそが本物だからだ。
しかしこのカレーソースはどうだ。ほぼ一緒のクオリティである。なんなら外的要因に干渉されない分、こっちの方が良い、まである。
もちろん、前述のようにデリー店舗ではインド・パキスタン料理の豊かさを多彩に味わえるのが魅力だ。筆者もそれが好きで足を運ぶ(カシミールカレーも、もちろん注文する)。ただし、上野はそれほど近くないし、諸々スケジュール合わせて臨まなくとも家で手軽にデリーを楽しめる気軽さを特筆したい。「気軽さ」は同時に「本格的」を兼ね備えているのだから。

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